新型コロナウィルスの感染拡大で見直される「働き方」とは?
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現在、世界中で新型コロナウィルスの感染について皆さんが恐怖の中生活をしています。
ニュースでは、日々感染者や死亡者を伝える内容を放送しており、またネットでもさまざまな情報が飛び交っていてとても不安ですよね。
このような状況下で、見直されているのが「在宅ワーク」「テレワーク」「リモートワーク」など、自宅でできる仕事や働き方です。今回はコロナウイルスの影響で、やむなく在宅ワークが見直されることに結果的になりましたが、これをきっかけに今後はどんどん在宅ワークでの仕事の仕方が増えてくると思います。
事実、今まで在宅ワークをしたことが無かった方や、会社員でもリモートワークという制度がなかった会社の方は、実際にやってみて「意外とできる」と思われた方も多いのではないでしょうか?そうなんです。在宅ワークには、とてつもなく大きな可能性が秘められているのです。
もしかしたら、在宅ワークを臨時に行っている方にとっては、これを乗り切れば通常通り出勤して仕事をするという方が多いかもしれませんが、一方でコロナウイルスが収束を迎えても、このままの働き方の方が効率があがる、集中できるという思いを抱く方も少なくないと思います。
また、今回はさまざまな事情が重なって、「自宅を出ることがままならない」「人ごみを避けるために、通勤すらできなくなる」という異常な事態になっているので、働き方も臨機応変に変えなければいけなくはなりましたが、大手の企業などは「出勤できなければ自宅で仕事をすればよい」という柔軟な考え方に至ったのだと思います。実際に、このことで日本の経済は莫大な損失を受けるとも言われており、皆さんの中にも不安を抱えておられる方も大勢いらっしゃると思います。
しかし、考えようによっては在宅ワークという働き方はとてもプラスに考えられることでもあります。
例えば、今回どのような事例において救われたかというと。。。
*お子様が通われている学校がいきなり休校になり、両親のどちらかが自宅にいて子供の世話をしなければならなくなった
これは、共働き世帯にとっては、大変重大な問題となっています。子供がいない方からすれば、「乳飲み子でない限り、留守番をさせておけばいい」と思われる方もおられるかもしれません。しかし、考えてみてください。確かに小学校高学年ともなれば、数時間の留守番は可能ですが、低学年のお子様はまだまだ幼く、とても一人きりでもしくは子供だけで留守番をさせるのは絶対に無理ですし、親にしてみれば不安で仕事どころではありません。何かが起こってからでは遅いですし、いくら「知らない人を家にいれてはだめ」と教えても「お母さんのお友達」というように言ってしまえば子供は簡単に信じてしまいます。
1日~2日であれば、おばあちゃんにお願いする、近所の専業主婦の方にお願いするなどできるかもしれませんが、何日も続くとそうそうお願いするわけにもいきません。そこで、在宅ワークという働き方を選べるご家庭ではずいぶん助かったと思います。
*通勤での感染リスクがない
ウイルスは目に見えないものですから、どこで感染するかわかりません。現在感染している日本の方の中にも感染源がイマイチ不明だという方も大勢いらっしゃいます。おそらくは、外出時に感染してしまったのだと思いますが、在宅ワークですと基本自宅にこもって仕事をするので、当然感染のリスクは低くなります。また、会社の同僚が感染していて自分も感染してしまったというケースが今後どんどん増えてくるでしょうから、そういう意味でもとにかく人と接触しないで良い方法は在宅ワークしかありませんよね。会社の中で一人一人隔離するわけにもいきませんし、通勤通学中にはどうしたって感染リスクは高まります。
*自分のペースで仕事ができる
日頃通勤なさっている方で在宅ワークに切り替えられた方は、自分で仕事のペース配分を決めなければなりませんので、多少戸惑われた方もおられるかもしれません。ですが、慣れてくると「夜中の方がはかどるな」と思う方は昼間休んで夜中に仕事を一気にしたりと、自分自身のペースでできることの利点を見出すことでしょう。
自己管理という意味では確かに大変ではありますが、自分で好きな時に好きなだけ仕事できる方がかえって集中できるということにも気づく方もいらっしゃると思います。
ただし。
当然デメリットもあります。
自宅という慣れた環境で仕事をすると、集中できない、家事や育児を優先してしまうから結局仕事にならないという方もいらっしゃるかもしれませんね。このような場合は、例えばお子様には、ママは家にいるけど仕事をしているんだと言い聞かせるしかないですし、これを機会にご自身が働く姿勢をお子様にみてもらうのも方法だと思います。
今のところ収束の気配はありませんが、かといって何もしないわけにもいかないので、今一度「働き方」について考えてみませんか?
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